山荘の中心になる大乗閣。寝殿造、書院造、数寄屋造、それに民家という日本の全住宅様式を網羅した建造物。数寄屋師、笛吹嘉一郎が建築し、庭は広瀬利兵衛が造成。傳次郎が64歳で逝去するまで創造が行われた。
持仏堂。この建築は、傳次郎にとって関東大震災(1923年/27歳の時に遭遇)からの念願だった。撮影の合間にここで念仏し、瞑想し、静寂を得て映画創り、庭創りに没頭した。
中門。山荘を訪れた客人達を、庭創りの芸術の世界へと誘う。
山荘内にある大河内傳次郎記念館。スター・大河内傳次郎の活躍とその生涯を振り返ることができる。
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大河内傳次郎が 生涯をかけて創り上げた名園
京都市バス「野々宮」のバス亭を西に入り、優美な嵯峨野の竹林の小路を歩いて行くと、大河内山荘の入口に突き当たります。百人一首で著名な小倉山の南面約2万平米に創造された、見事な庭園です。
この大河内山荘は、名優・大河内傳次郎が古都の霊峰に魅せられて、生涯をかけてこつこつと築き上げたもの。傳次郎は、消えることのない美を求めて、1931年(34歳)から64歳で逝去するまで30年の歳月に渡り、映画出演料の大半をこの庭の創造に注ぎ込みました。単に別荘というだけではなく、生命を凝縮した創作であったのです。
庭は借景庭園で、四季を彩る桜やもみじにつつまれます。中心となる大乗閣からは、嵐山を背に、比叡山、大文字、東山三十六峰、徒然草ゆかりの双ヶ丘を眺めることができ、草庵風の茶室、滴水庵から少し登っていくと、保津川が眼下に見渡せます。
敷地内には「大河内傳次郎記念館」もあり、丹下左膳で一世を風靡した傳次郎の生涯と横顔を見ることができます。大河内傳次郎を良くご存じの方は勿論、あまり知らない方にも是非訪れてほしい名園です。
京都市右京区嵯峨小倉山
庭園公開時間:9:00〜17:00
休山日:年中無休
入山料:中・高生以上1000円(抹茶付)
小学生500円
交通:JR/京都駅から嵯峨野線に乗り換え、嵯峨嵐山駅下車徒歩15分
京福電車/嵐山駅下車徒歩15分
阪急/嵐山駅より徒歩18分
市バス/野々宮バス停より徒歩10分
京都バス/野の宮バス停より徒歩10分
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大河内山荘へは、竹林が美しい小路を通って行く。嵯峨野を代表する美しい風景で、観光客が頻繁に訪れる。 |
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