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松尾大社

松尾大社楼門

左右に随神を配したこの楼門は、江戸時代初期の作と言われている。
この楼門の随神の周囲に張り巡らせた金網にはたくさんの杓子がさされているが、これは願い事を記して掲げておけば救われる、という信仰によるもの。祈願杓子とも言われている。




松尾大社本殿

本殿は、大宝元年(701年)秦忌寸都理(はたのいみきとり)が勅命を奉じて創建して以来、皇室や幕府の手で改築されてきた。現在のものは室町初期の応永4年(1397年)の建造で、天文11年(1542年)に大修理を施したものである。
建坪35坪余、桁行3間、梁間4間の特殊な両流造り(りょうながれづくり)で、『松尾造り』と称せられている(重要文化財指定)。この「両流造り」は、宗像大社、厳島神社とここ松尾大社の3社だけに見られるもので、そのうちの最古の建造がこの本殿である。




女神像

宝物館に納められている女神像。平安初期の作で作者は未詳。
この女神像の他にも男神像2体が宝物館に納められており、3体とも一木造りの等身大の坐像である。国内でも最大級の大きさを誇る神像で、ともに重要文化財に指定されている。




亀の井

霊泉「亀の井」。酒造家は、この水を酒の元水として造り水に混和して用いている。また、延命長寿・よみがえりの水としても有名。亀は、松尾山の神のお使いである。




磐座(いわくら)

松尾山・大杉谷頂上近くにある磐座(いわくら)。松尾山は別雷山(わけいかずちやま)とも称し、この大岩が古代の磐座で、社殿祭祀以前にご祭神を祀っていた所。昔より神聖な場所としてご神蹟とか御鎮座場所と称している。
磐座へ参拝するには、登拝受付所に願い出が必要。急な坂道もあるため必ず2名以上での登拝となる(所要時間:往復約1時間、祭典日・天候などで入山できない場合もあり)。

 
京都最古の神社
醸造の租神「松尾さん」

太古、この地方一体に住んでいた住民が、松尾山の神霊を祀って守護神としたことが松尾大社の起源といわれています。その古代の磐座(いわくら)は背後の松尾山にあり、社殿祭祀以前の崇拝の形態を現代に伝えています。

5世紀の頃、朝鮮から渡来した秦氏がこの地に移住し河川を治めて農林産業を興しました。同時に松尾山の神を氏族の総氏神として仰ぐようになり、大宝元年(701年)には、山麓の現在地に社殿が造営されました。

長岡京・平安京遷都に際しては、この秦氏の富と力が大きな影響をもったとされています。そのためか平安時代に松尾大社に対する皇室のご崇拝はきわめて厚く、正一位の神階を受け、賀茂両社(上賀茂神社・下鴨神社)と並んで皇城鎮護の社とされました。

京都洛西の総氏神として氏子の崇敬を集めるほか、古来、開拓・治水・土木・建築・商業・文化・寿命・交通・安産の守護神として仰がれ、特に醸造の租神としては全国的に格別な尊崇を集めています。酒作りの神様としてご存知の方も多いと思いますが、味噌・醤油・酢など醸造全般に関する租神として崇められているそうです。

御祭神は、比叡山と松尾山を支配される神であったと伝えられる「大山咋神(おおやまぐいのかみ)」と、福岡県の宗像大社に祀られる三女神の一神で海上守護の神「中津島姫命(なかつしまひめのみこと)」です(創建の古い神社なので、伝承や摂社の御祭神、そして御神像などとの関係から、異説も伝わっているようです)。

また、『関西一の山吹の宮』とも呼ばれるほど、4月中旬から下旬にかけて境内一円の山吹(約3,000株)の開花は有名です。
もともと秦氏が造った付近の用水路沿いには、たくさんの山吹が群生していたそうで、数十年前まではその姿が残っていたそうです。付近の宅地開発などにより、この山吹が減少していたことを残念がり、境内に植え替えをしたのが増えたきっかけだとか。

松尾大社の祭儀・お祭りとしては、4月20日以後の第一日曜に行われる「神幸祭」(通称:おいで)と、その21日目の日曜に行われる「還幸祭」(通称:おかえり)が有名です。特に氏子中で「おまつり」といえば、「還幸祭」のことを意味していています。本殿・回廊・拝殿・楼門・各御旅所の本殿・神輿から供奉神職の冠・烏帽子にいたるまで、葵と桂で飾るので、古くから「葵祭」ともいわれてきました。全国的に有名な賀茂両社の「葵祭」と同様の古い風習が今日まで伝えられています。

〒616-0024 京都市西京区嵐山宮町3
TEL:075-871-5016(代)
FAX:075-871-3434

拝観時間
平日・土曜日:9:00〜16:00
日曜・祝祭日:9:00〜16:30

拝観料(松風苑三庭・宝物館)
大人:\500
学生:\400
子供:\300
(磐座登拝をご希望の場合、松風苑三庭・宝物館の拝観も含めて、大人1名\1,000です)

お酒の資料館:入場無料

休日:無し

交通
阪急電鉄松尾駅から徒歩3分。市営バス・京都バス松尾大社前バス停から徒歩3分。

お祭りや行事、各種お守りの詳細については、「松尾大社」ホームページでご確認下さい。

http://www1.neweb.ne.jp/wa/matsuo/


 
曲水の庭
 
  昭和を代表する作庭家、重森三玲氏の手による庭園『曲水の庭』。
松尾大社には、「松風苑」と呼ばれる3つの庭があり、それぞれ、上古風の『磐座の庭』、平安風の『曲水の庭』、鎌倉風の『蓬莱の庭』と命名されている。
『曲水の庭』は、松尾大社が最も栄えた平安期を表現するもの。七曲りしている清流に沿って立つ各岩が和歌を詠む歌人を、流れの中の小さな岩が句をのせる小船を表現したものとか。

 
 
「松尾大社」地図
 





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