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寂光院

門前から本堂へと向かう坂道の様子

門前から本堂へと向かう坂道の様子。
坂道を本堂へと向かうにつれ、古寺のおごそかな佇まいに包まれていく。




『本堂内陣』

『本堂内陣』。
焼失前の内陣の柱は飛鳥・藤原及び平家物語当時のもので、床は桃山時代に豊臣秀頼卿によってはられたものであった。




本堂内陣の正面に掲げられた「勅額」

本堂内陣の正面に掲げられた「勅額」。
この「勅額」も、もともとは豊臣秀頼卿によって寄進されたもの。




『汀の池』周囲の様子

『汀(みぎわ)の池』とその周囲の様子。
この池は形が「心」の字になっていて、「心字池」とも呼ばれている。
『ひめ小松』と呼ばれる樹齢約千年の古松(写真右上)、現在は若木の根元に眠っている『汀の桜』(鐘楼の左手前の木)など、この池とその周りには平家物語で伝えられてきた当時の姿が残っている。




北庭園『玉だれの泉』周辺

北庭園『玉だれの泉』周辺。
北庭園は、回遊式四方正面の庭になっていて、林泉・木立・清浄の池などがあり名作の庭として有名。この池の奥(北側)に『玉だれの泉』がある。

(写真左側は、読者参加で大原を訪れた京都市在住の木村恭子さんと羽根田久美子さん)

 
平家物語の舞台の一つ
あわれに美しい名残のある古寺

「寂光院」は平家物語の舞台の一つとして有名な寺ですが、創建はずっと古く、推古天皇二年(594年)に聖徳太子が用明天皇の御菩提のためにお建てになったのを開創とします。また、御本尊の六萬躰地蔵菩薩も同じく、太子が御父用明天皇の御菩提のためにお作りになったものでした。初代の住職も聖徳太子の御乳人(めのと)であった玉照姫であり、太子と大変縁の深い寺であることが分かります。

平家滅亡後の文治元年(1185年)九月に、平清盛の娘であり高倉天皇の皇后であった建礼門院が住まわれるようになります。それ以来、御閉居御所とも高倉后大原宮とも称されるようになり、代々貴族の姫等が静かに清らかに法燈を伝えてきました。平家物語や謡曲等で有名な「大原御幸」は、文治二年四月に後白河法皇が、建礼門院を哀れんでこの寂光院に御幸された様子を描いています。

本堂は飛鳥・藤原・桃山の三時代の様式からなっています。旧本堂の内陣及びその柱は飛鳥・藤原・平家物語のもの、外陣は桃山時代の慶長八年に豊臣秀頼卿が修理したもの、また内陣の床も秀頼卿がはったものでした(それ以前は中国式の土間だったそうです)。

残念なことに、平成一二年五月九日の火災によって旧本堂及び数々の貴重な文化財は焼失してしまいました。御本尊の六萬躰地蔵菩薩も焼損しましたが、御本尊の胎内にあった大量の小さな地蔵菩薩像や経典等はほぼ無傷で、収蔵庫に保管されました。平成18年10月1日に開館した『宝物殿(鳳智松殿)』では、それらの貴重な文化財を公開しています。
また、現在の御本尊は焼損前と全く同じ大きさに再現されていて、全長約1.5mの寄木づくりとして日本一の大きさの地蔵様です。

境内の庭は、建礼門院が余生を過ごしていた当時のあわれに美しい名残があり、平家物語の中に描かれている情景を偲ぶことができます。
本堂西側の『汀(みぎわ)の池』周辺、また北庭園にある『玉だれの泉』周辺などは、特に往古の寺院の様相が残っています。

本堂内陣の中では、お寺の方が本堂や庭の詳しい説明をして下さいます。説明を聞きながら寂光院ならではの風情に浸ってみて下さい。

寂光院とともに、建礼門院が月の明かりでご自身の姿を映されたという「朧(おぼろ)の清水」、建礼門院の御陵である「大原西陵」、建礼門院に仕え大原女姿の考案者といわれる「阿波内侍の墓」など、周辺のこれら平家物語ゆかりの旧跡を合わせて訪ねれば、大原の山里の風景とともに思い出深い散策となるでしょう。

<所在地・問い合わせ先>
寂光院
〒601-1248 京都市左京区大原草生町676
TEL:075-744-2545/FAX:075-744-3341

<拝観料>
大人:\600、高校生:\600、中学生:\350、小学生:\100、小人:無料
障害者手帳提示の方は無料

※高校生・中学生は、団体(30人以上)の場合以下の料金です。
高校生:\500、中学生:\300

<拝観時間>
9:00〜17:00(冬季-12/1〜2/末日-は16:30まで)

<拝観休止日>
年中無休

<交通>
京都バス大原バス停より徒歩約20分。
京都バス寂光院道バス停より徒歩約15分


 
『玉だれの泉』
 
 
『玉だれの泉』。
岩清水を引いたこの三段の滝は、一段一段高さと角度が異なっていてそれぞれの異なる音色が一つに合奏するようにできている。

 
 
寂光院
 





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