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上賀茂神社    [正式名称]  賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)

「細殿」と「立砂」、及び「橋殿」、「土舎」

「二の鳥居」近くの南西側より「細殿」と「立砂」を望んだ様子。「細殿」の右には「橋殿」、さらに右は「土舎」がある。
現在の「細殿」・「土舎」は寛永五年(1628年)に造り替えられたもので、みな重要文化財である。
円錐形の「立砂」は一種の神籬(ひもろぎ)-神様が降りられる憑依(よりしろ)-であり、鬼門・裏鬼門に「清めのお砂」をまくのはこの「立砂」の信仰が起源である。




上賀茂神社の象徴として有名な重要文化財の「楼門」

上賀茂神社の象徴として有名な重要文化財の「楼門」。
「楼門」の内側が、上賀茂神社の御神域の中心部である。

「国宝・本殿特別参拝とご神宝の拝観」(有料)を申し込めば、普段見ることができない国宝の「本殿」・「権殿」に参拝することができ、ご神宝も拝観できる。神社の由緒やお祭り、建物等について、神職が分かりやすく丁寧に説明してくれるので、お勧め。
「本殿」・「権殿」はともに流れ造りの典型の建物で、全く同じ構造。かつて伊勢神宮のように式年遷宮が行われていた名残で、同じ建物が二つ並んで建っている。




御祭神『賀茂別雷大神』が御降臨された山「神山(こうやま)」

御祭神『賀茂別雷大神』が御降臨された山「神山(こうやま)」を、参拝者駐車場付近より望んだ様子。
「立砂」は、この「神山」をかたちどったもの。




境内を流れる「ならの小川」

境内を流れる「ならの小川」。境内社の「山森社」あたりから北側を望んだ様子。
初夏にはホタルが舞い、秋の紅葉が美しい。
6月30日の「夏越祓式(なごしはらえしき)」は、「橋殿」とともにこの川が祭りの舞台となる。




「ならの小川」について詠んだ、藤原家隆卿の歌碑

「ならの小川」について詠んだ、藤原家隆卿の歌碑。
『風そよぐ ならの小川の 夕暮れは みそぎぞ夏の しるしなりける』。小倉百人一首にあるこの和歌は、平安の昔の「夏越祓式」の様子を詠んだものである。

 
京都最古の神社
往古の祭りが続く世界文化遺産

上賀茂神社は、上古にこの付近一帯に繁栄していた賀茂氏が創祀した京都最古の神社といわれています。

賀茂氏の伝説によると、一族の租神『賀茂建角身命(かもたけつのみのみこと)』の娘『賀茂玉依姫(かもたまよりひめ)』が、川上から流れてきた矢に感じて懐妊し男児を産みます。のち男児は天に昇り、『賀茂別雷神(かもわけいかづちのかみ)』(大自然を支配する神)とたたえられました。
この神が御降臨した山が本殿の北北西にある「神山(こうやま)」であり、祀る社を「賀茂別雷神社」と呼ぶようになります。この名が上賀茂神社の正式名称です。

天武天皇の御代(678年)に現在の社殿の基が造営され、平安遷都とともに信仰が高まりました。以来、皇城鎮護の神・鬼門の守り神、総地主の神として崇められ、現代も厄除・方除・電気の守り神として広く信仰されています。

弘仁元年(810年)に、嵯峨天皇の勅願により第8皇女有智子(うちこ)内親王が賀茂の斎王(さいおう)と定められました(上賀茂・下鴨の賀茂両社の斎王)。斎王が祭事に奉仕する制度は、他には天武天皇の時代に定められた伊勢神宮にしかなく、如何に崇敬の念が厚かったかが偲ばれます。

有名な「葵祭(あおいまつり)」(5月15日)の正式名称は『賀茂祭』といい、京都御所、下鴨神社、そしてここ上賀茂神社が神事の中心です。「葵祭」と呼ばれるのは、祭儀にかかわる全ての人たち、また社殿の御簾から牛車にいたるまで二葉葵を桂の小枝に挿し飾るためです。

欽明天皇の御代(6世紀)の賀茂大神の祟りを鎮めるための盛大な祭祀が、『賀茂祭』の起源と伝えられています。
平安時代は殊に盛んだったようで「祭」といえば葵祭をさすほどだったとか。廃絶や中断された時期もありましたが、現在は華やかな行列、古儀のままの神事が復活しています。

平安時代の風習を雅に再現した献歌行事『賀茂曲水の宴』(4月第2日曜)もここ特有のものでしょう。当日は、境内の庭園「渉渓園(しょうけいえん)」で当代一流の歌人によって和歌が詠まれます。

『競馬会神事(くらべうまえじんじ)』(5月5日)も独特です。舞楽装束を着けて騎乗した様子、馬場で競馳する様子は壮観なもの。『徒然草』等にも書かれている、寛治7年(1093年)に始まった神事です。

神武天皇東征物語に登場する「八咫烏」は、賀茂氏祖神『賀茂建角身命』が化身した姿だと伝えられています。『烏相撲』(9月9日)では、児童による相撲が行われますが、取り組みの前に烏鳴き等の烏の所作が行われるユニークな神事です。

さて、上賀茂神社にはたいていの神社にある拝殿(本殿の手前にある参拝する場所)がありません。神職のお話では、もともとお参りする神社というよりも、お祭りをする神社として人々の信仰を集めていたようです。確かに、ご紹介したお祭り・行事の他にも様々なお祭りが年中催されています。詳細は「上賀茂神社」公式ホームページをご覧下さい。


<所在地・問合せ先>
賀茂別雷神社 社務所
〒603-8047 京都市北区上賀茂本山339
TEL:075-781-0011(代)
FAX:075-702-6618

休日:無し

<「国宝・本殿特別参拝とご神宝の拝観」>
受付:10:00〜16:00(土・日・祝日〜16:30)
休日:5/5、5/9〜17、年末年始12/21〜1/16
※他、祭典等により予告なく参拝出来ない時があります。

初穂料: 一人\500(同伴者の家族が中学生以下の場合は無料)
団体20名以上は一人\450

※団体にてこの特別参拝を御希望の方は、必ず事前にお電話またはFAXにて社務所までお問い合わせ下さい。

<交通>
市営バス上賀茂神社前バス停から徒歩スグ
市営バス上賀茂御薗口町バス停から徒歩5分
京都バス上賀茂神社前バス停から徒歩5分
市営バス/京都バス上賀茂御薗橋バス停から徒歩5分

お祭りや行事、ご祈祷の内容、各種お守りの詳細については、
「上賀茂神社」公式ホームページでご確認下さい。



 
「賀茂曲水の宴」が催される場所「渉渓園(しょうけいえん)」
 
  「賀茂曲水の宴」(4月第2日曜)が催される場所「渉渓園(しょうけいえん)」。
『平安時代の曲水宴を復活するのにふさわしいものを』という主旨で設計され、昭和35年に造られた庭園である。
「賀茂曲水の宴」は一時中断していたが、平成6年(平安建都1200年の年)に復活した。

 
 
「上賀茂神社」地図
 





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