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遍照寺(へんじょうじ)    [正式名称]  広沢山 遍照寺

遍照寺山門から境内を望む

遍照寺山門から境内を望む。
左側の建物が庫裡。塔の右奥には中門が見える。中門の奥にあるのは、本殿前の灯籠。




遍照寺本堂

遍照寺本堂。
本堂の中には、重要文化財『赤不動明王坐像』やご本尊『十一面観音菩薩立像』が安置されている。




『赤不動明王坐像』(左)と『十一面観音菩薩立像』(右)

『赤不動明王坐像』(左)と『十一面観音菩薩立像』(右)。
応仁の乱で、広沢池畔にあった遍照寺は廃墟と化したが、奇跡的に難を逃れた。「赤不動明王」は、古代より身代わり不動として人々の信仰を集めている。
毎月28日午前中には、息災護摩を奉修している。
(写真提供:遍照寺)




広沢池畔にある「遍照寺旧境内建物跡」の碑

広沢池畔にある「遍照寺旧境内建物跡」の碑。
この碑のそばには、枯葉に埋もれた礎石がある。往古の遍照寺は、このあたりを中心として広大な寺域をほこっていた。私有林の中にあるため、立ち入り禁止




広沢池灯籠流しの様子

広沢池灯籠流しの様子。
灯籠供養の当日の受付は、広沢池畔「稚児神社」(地図を参照)で8:00〜20:30の間行っている。遍照寺のホームページから申し込み用紙をプリントして予約申し込みをすることも可能(8/14必着)。当日は混雑するので、ゆったりとした気分で御霊をご供養されるのなら、予約がお勧め。
(写真提供:遍照寺)

 
身代わり不動と灯籠流しで有名な
往古の大寺

お盆の行事として各地で灯籠流しが行われますが、「広沢池」で行われる灯篭流しをご存知の方も多いことでしょう。その灯籠流しを行っておられる寺院が、ここ遍照寺です。

スポット「広沢池」でもご紹介をしましたとおり、もともとの遍照寺は広沢池畔にありました。平安中期(989年)宇多天皇の孫、寛朝僧正(真言宗広沢流の流祖)が、広沢池畔の山荘を改めて寺院にしたのが、創建の由来と言われています。

最盛期には、この広沢池畔に多宝塔、釣殿等、数々の伽藍が並び、西は大覚寺、東は仁和寺と寺域を接する広大な寺院だったそうです。当時の広沢の池の中の観音島には、金色の観音菩薩が祀られ、人々の信仰を集めていました。

ところが、寛朝僧正没後、次第に衰弱し、鎌倉時代に後宇多天皇による復興の時期があったものの、応仁の乱(1467〜1477年)で廃墟と化してしまいました。
奇跡的に難を逃れた『赤不動明王坐像』と『十一面観音菩薩立像』は草堂に移され、寺は文政十三年(1830年)舜乗律師により今の地にて復興され、現在へと続いています。

さて、開山の祖、寛朝僧正は、平安中期(天慶二年、939年)に下総国(現千葉県)で起こった平将門の乱の平定祈祷を修した方です。その祈祷の霊験のおかげか乱は無事治まり、祈祷の地に東国鎮護のため寺院を建立しました。それが交通安全のご不動様として皆さんご存知の「成田山新勝寺」です。この他にも寛朝僧正については、様々な法力についての話が伝わっています。

重要文化財でもある『赤不動明王坐像』は、成田不動尊と一木二体の霊像であり、古代より身代わり不動として様々な霊験を表されたことで知られています。4月29日(昭和の日)13時から行われる春季大祭は、私たちの災難・病難など、災厄の原因である悪業・悪因縁をご本尊様の智慧の火によって焼き尽くし断ち切って下さる行事として、大勢の人々が訪れます。

さて、有名な広沢池灯籠流しは、8月16日19時から始まります。他に多く見られる川辺で行う灯籠流しと違って、広沢池灯篭流しは、灯籠を和船に載せて池の中央から流します。ゆったりと風の少ないほうへまんべんなく散らばり広がっていく風景は、ここだけしか見られない情景と言ってもよいでしょう。

さて、仏前結婚式は珍しくありませんが、ここ遍照寺では十二単衣の衣装を着て挙式することもできます(男性にも平安時代さながらの装束を貸してもらえます)。衣装の貸し出しや式の詳細は、遍照寺にお問合せ下さい。


<所在地・問合せ先>
遍照寺
〒616-8306 京都市右京区嵯峨広沢西裏町14
TEL/FAX:075-861-0413

拝観時間:10:00〜16:00(毎月28日午前中は休み)

休日:無し

<交通>
市バス・京都バス 広沢御所ノ内町バス停から徒歩約5分

<遍照寺の主な行事>
・毎月28日9:00〜12:00:月例護摩供、写経会
・4月29日13:00〜:春季大祭 柴護燈摩供
・8月16日19:00〜:灯籠流し

お祭りや行事の詳細については、
「遍照寺」公式ホームページでご確認下さい。



 
結婚式での「十二単衣」貸衣装
 
  結婚式での「十二単衣」貸衣装。
ここ遍照寺では、この写真のような十二単衣を着て挙式することができる。もちろん男性にも平安時代の貴族装束が用意されている。
(写真提供:遍照寺)

 
  ※ 「遍照寺」 境内案内図はこちら  
 
「遍照寺」地図
 





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