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大覚寺(だいかくじ)  [正式名称] 旧嵯峨御所 大覚寺 門跡(きゅうさがごしょ だいかくじ もんぜき)

大覚寺「大門」

大覚寺「大門」。
通常の拝観はここが入口となる。門越しに見える建物は、「明智陣屋」。




式台玄関にある障壁画『松に山鳥図』(作:狩野永徳)

式台玄関(しきだいげんかん)にある障壁画『松に山鳥図』(作:狩野永徳)。
拝観の受付である案内所のすぐ次にある部屋は、南側に向かって開かれた式台玄関になっている。
写真のように、三面にわたって障壁画が描かれている(全面模写)。




大覚寺「宸殿」

大覚寺「宸殿(しんでん)」。
江戸時代の延宝年間(1673〜1681年)に御水尾天皇より下賜された寝殿造りの建物。「牡丹図」「紅白梅図」(ともに作:狩野山楽)など、桃山時代を代表する金碧画(こんぺきが)がすばらしい(全面模写)。




「五大堂(本殿)」入口

「五大堂(本殿)」入口。
五大明王をお祀りしている般若心経の本山である大覚寺の本堂。もともとは、嵯峨離宮の時代に嵯峨天皇が建てられたもの。
現在のお堂は、江戸時代の天明年間(1781〜1789年)に再建された。




「霊明殿」から見た内庭の様子

「霊明殿」から見た内庭の様子。
境内北側の奥まったところにある霊明殿付近は、静かなたたずまいに包まれている。
大覚寺では、建物群の間にある内庭も美しい。

 
「嵯峨」地名の由来
南朝ゆかりの旧嵯峨御所

「大覚寺」と聞いて連想する事は、人それぞれに違うと思います。いけ花、般若心経、大沢池の観月、映画好きの方なら時代劇のロケ地として思い浮かべるでしょう。このように有名な大覚寺ですが、前身が離宮であったことはご存知でしょうか。

平安時代の初期、嵯峨天皇は后との新居として嵯峨院を建立されました。これが大覚寺の前身・嵯峨離宮です。「嵯峨」は、唐の文化にあこがれていた天皇が、唐の都・長安北方にある景勝地、嵯峨山になぞらえてつけた地名です。弘法大師(空海)も幾度となく立ち寄られたのだとか。

その後、嵯峨天皇の皇女正子内親王が嵯峨離宮を大覚寺に改め、嵯峨天皇の孫にあたる桓寂法親王が初代の住職に就かれました。正式名称に“門跡”とあるのは「門跡寺院」の意で、天皇または皇族が住職に就かれた寺院を指しています。

鎌倉時代後期の皇統が二分された時期、後宇多法皇の皇統はここ大覚寺に住まわれたため、「大覚寺統」と呼ばれました。この「大覚寺統」の皇統が南朝の天皇となられます。元中9年(明徳3年、1392年)に行われた南北朝の講和会議も、この大覚寺で催されました。

応仁の乱によりほとんどの堂を消失し衰退した大覚寺ですが、江戸時代初期には寺観を整え復興しています。
大正11年(1922年)には、大沢池畔の名古曽の滝跡が国指定名勝として、昭和13年(1938年)には、大覚寺境内全域が、大覚寺御所跡として国指定史跡に指定されました。

ご本尊は不動明王をはじめとする五大明王。「近畿三十六不動尊霊場」の第十三番札所でもあり、全国各地から参拝者が訪れます。

また、嵯峨離宮の頃、嵯峨天皇自ら般若心経の写経をされたことから、現在も般若心経の根本道場として信仰を集めます。本堂(五大堂)を参拝された折には写経をされる人々の姿を垣間見ることもあるでしょう。

そして、大覚寺は「いけばな嵯峨御流」の総司所でもありますが、それは嵯峨天皇が嵯峨離宮内の菊を生けられたことに始まるそうです。

さて、数々のお堂や文化財を拝観するだけでなく、大覚寺を訪れた際には境内の一部である大沢池畔の散策もお勧めです。国指定の名勝地であり、春の桜、仲秋の観月、晩秋の紅葉が有名です。大沢池畔の見所や有名な『宵弘法(万灯会)』『観月の夕べ』については、「大沢池」ご紹介ページをご覧下さい。


<所在地・問合せ先>
大覚寺
〒616-8411 京都市右京区嵯峨大沢町4
TEL:075-871-0071(代)

休日:無し
拝観時間:9:00〜16:30
拝観料:大人\500、小中高生\300

※ 団体向け特別プラン(原則20名以上・別途費用要、お抹茶接待・寺内案内・法話・食事等を組み合わせたプラン)も有り。
詳細については、大覚寺納所(TEL:075-871-0071)にお問合せ下さい。

<交通>
市バス・京都バス 大覚寺前バス停から徒歩スグ

<大覚寺の主な行事>
修正会(1月元日・2日)、星供節分会(2月3日)、
華道祭(4月中旬)、青葉祭(6月15日)、
御国忌法会(7月中旬)、宵弘法(8月20日)、
観月の夕べ(仲秋)、嵯峨菊花展(11月1日〜30日)

行事や写経、その他催しの詳細については、
「大覚寺」公式ホームページでご確認下さい。



 
「正寝殿」廊下より『御冠の間(おかんむりのま)』を望む
 
  「正寝殿」廊下より『御冠の間(おかんむりのま)』を望む。
「正寝殿」は、桃山時代の書院造の建物で、12室あるそれぞれの部屋に狩野山楽、渡辺始興など日本を代表する作家達の絵が飾られている(全面模写)。
後宇多法皇が院政を執られたところは、写真奥の上段の間であり、僧侶であった法皇が御冠をかたわらに置かれたところから、『御冠の間』と呼ばれる。

 
  ※ 「大覚寺・大沢池」 境内案内図はこちら  
 
「大覚寺・大沢池」地図
 





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