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亀岡ふれあい体験 日帰り昼食プラン | (於:神蔵寺、取材日:2007年3月24日) |
-神蔵寺散策と陶芸体験- | ※体験プランは普段より行われています |
![]() 神蔵寺本堂(瑠璃殿)内の様子。 ![]() 治兵衛窯元による模範。 ![]() 体験参加者の創作始めの様子。 ![]() 作品に文字や模様を刻む。 ![]() 窯で焼いてもらう準備が完了。体験者の作品群。
※ 「亀岡ふれあい体験」 関係地図はこちら | 丹波亀岡の自然と遺産に包まれて 『観光地をあちこち巡るのではなく、じっくりとその土地ならではの風情を感じたい』そんな旅を体験してみたい方にお勧めなのが、『亀岡ふれあい体験』です。 『丹波亀岡の山ふところに抱かれた古寺で、文化財拝観や自然の散策を行い、普段のストレスを忘れて陶芸の体験をする。しかも地元の自慢料理まで味わえる』地元観光協会もお勧めのプランです。 さて、この体験内容を、実際に行われた様子(2007年3月24日)をもとにご紹介しましょう。 集合は、現地である神蔵寺。寺は山の中腹にあり、駐車場の周りは梅が咲きほこり小鳥のさえずりが聞こえます。 集まってきた参加者が境内の梅を眺めたり境内に流れ来る岩清水の霊水をいただいている中、主催の神蔵寺副住職や陶芸講師の治兵衛窯元の招きにより、本堂の中へ。釈迦如来坐像が安置されている部屋の奥のお座敷で、たてて下さった抹茶とお茶菓子をいただきながら開始までの時間を過ごします。 副住職のご挨拶や講師から予定を聞いた後、反対側の部屋に移って、陶芸体験の始まりです。 手許には、手回しできる小型の“ろくろ”と作品用の土が用意されていて、まずは土をこねることから始まります。この土は、一般の陶芸教室で使用されている赤土よりも柔らかく、初心者には多少難しいのですが、焼き上がりの色が美しいそうです。土をこねながら、今日作り上げるものを決めていきます。よっぽど大きな作品は別として、基本的に何を作るかは自由です。花瓶や食器など、皆それぞれが出来上がりの姿を思い浮かべます。 さて、土をこね終えたら、講師が“ろくろ”を回しながら模範を見せてくれます。皆の顔は真剣そのもの。この作り上げ方は、地方地方で流儀があるそうで、京都では左手の親指で穴を作っていくのだとか。他の地区では京都とは左右反対のところが多いそうです。 焼く前に多少削り落としますので、多少大きく厚めに作ります。仕上げに近づいたら大きく作ることよりもきれいに仕上げることを考えて…、など講師からの説明を頭に置いて作るのですが、なかなか思うようにいかず、講師に見てもらいながら進めていきます。 作り始めて30〜40分ほど経つと、出来上がりの形が見えてきて、皆の顔つきが変わってきました。最後に文字や模様を竹ベラなどでいれるのですが、そのころには満足感にあふれた顔ばかり。 焼き上げる作業は治兵衛窯で行ってくれます。後日、自分で引き取りに来てもいいし、送ってもらうことも可能です。 陶芸体験の後は、食事までの時間を利用して、お寺の案内で見学と散策です。あいにく天気が悪く、朝日山の山中に分け入ることはできませんでしたが、貴重な仏像を拝観したり、境内や寺の周りの梅園を眺めたり、作りあげた充実感の中で楽しい時間を過ごしました(天気が良ければ蕨などの野草摘みも楽しめます)。 そして昼食の時間。地元一番のお勧め店「宮本屋」さんのお弁当をいただきます。『丹波四季菜料理』を看板にしている店だけあって、季節感あふれる食材、やさしい味わいです。皆、お箸がどんどん進みました。 昼食後は、アンケートに答えて解散。あらためて寺付近の散策を行ったり、他の観光地へ向かったりと、皆それぞれの方法で亀岡を満喫されたようです。 日帰り昼食プランですから、近在の方にも大いにお勧め。遠方の方なら旅の途中の半日を割いてみてはいかがでしょう。今回の紹介は午前中〜昼食までのコースでしたが、「御抹茶・陶芸→昼食」コ−ス(9:30〜12:00)と「昼食→御抹茶・陶芸」コース(13:00〜15:30)があります。スタート時間は相談可能。4名からの受付です(4名未満の人数の場合は申し込み時にご相談下さい)。
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